言葉の美しさ
どうも。
研究をしつつも反応の待ち時間で本も黙々と読破しているきっちょむでこざいます。
小さい頃は本を読むときに音読しながら読んでいました。
なので、ほんとに読むの遅かったですし、かっこ悪い読み方をしていました。
それから、本をよく読むひとは字を見ることで脳が処理して、想像を膨らましていることを知り、少しずつではありますがいまの読み方に慣れていきました。
するとね
皆さんにも経験したことがある人いると思います。
すっと、自然に夢を見ているかのように見た言葉がそのまま頭に入り込んできて本のなかに入り込む感じ
これが心地よくて、時間とかいまの自分が置かれている立場、悩みだとかをすべて忘れてさせてリラックスさせてくれる時間。
私が本を好きなったきっかけの一つです^ ^
そして、そういう本の特徴って、情景描写がとても繊細に描かれていて、一つの出来事をあそこまで細かく具体的に書く語彙力といいますか、表現力ができる人は見えている世界も違うのだろうなとおもい、尊敬します。
久々にこの感覚、心地よい感覚に陥り、本の世界に連れて行ってくれた本と出会いました。
- 作者: 宮下奈都
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/09/11
- メディア: 単行本
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羊と鋼の森
今年の本屋大賞で、ずっと読みたいなとおもっていて、
友達がもっているとのことで貸していただきました!!
調律師の主人公が中心となり話が進みます。
衝撃的なストーリー性であったり、うっとりするほどの愛情劇が描かれているわけではないのにページがどんどん進んでいき、1日半で読み終わりました。
気付いたら簡単に100ページ進んでいて、本の世界に入った心地よさは私の語彙力では伝えようができません。
なんといっても、情景描写の細かさのなかにある柔らかさと優しさ。
普段尖っていると言われる僕にとってなんとも癒されて、心にじわじわと沁みていく感覚がありました。
さすが本屋大賞。
本好き人たちが選んだ本だなって感じがしました。
是非、読んで本の世界にどっぷりと浸かり込んで下さい。
ま、
そうすると自分のブログを読み返すだけで情けなくなります。笑
もっと語彙力と表現力に磨きをかけていかなければ!!!
ではでは、これにて。